探偵業法に基づく定期立入検査がありました

弊社所在地の所轄署である京都府警北署による探偵業法に基づく定期立入検査があり、いつも通りと言えばなんですが、特別のご指摘やご指導をいただくこともなく粛々と終了しました。

今回は生活安全課の担当者も変わって、いつものようにアンケート方式の質問事項に従って進みましたが、業法が施行されてもうかれこれ7年ほどになるものの、警察の方も未だ手探り状態なのかなという印象で、私たちの業界の実体的なものはつかめていないのか、はたまた余計な仕事を増やさないために、あまり突っ込まないようにしているのかなと言った感じの対応です。

特に立入検査だからと言って、何か特別な対応をするとか、特別な閲覧物を出すとかいうことはなく、日頃の業務をありのままに確認していただうというのが私どもの方針で、わからないことがあれば、都度質問するという、至って普通の対応を心掛けています。

最近は探偵社の苦情なども府警本部や所轄に入るようなので、立入検査だからと言って変にその場だけ取り繕っても、依頼者との揉め事の多い探偵社は警察の方でも把握しているようで、業界の中では、立入検査自体が厳しい業者もあると聞きますが…。

因みに、私は業界団体の方と毎年の年初に京都府警ではなくて、大阪府警本部にご挨拶にうかがうのですが、本部の生活安全課の担当者の方がいうのは、探偵業の届出自体は大阪府下で700〜800社ほどあって、年々増加傾向にあるが、各所轄が毎年電話で営業実態の確認を取るようなのですが、実際に連絡が取れない業者もかなり多くあるらしいので、実態もつかみにくいのかも知れません。

何でもそうですが、長く続けることにも価値はあると思うので、できる限り普通に長くご依頼者の期待に応え続けたいなと思う今日この頃です。