盗聴器・盗撮機器の発見調査

昨今、テレビや新聞紙上において「盗聴被害」「盗撮被害」などという言葉をよく見聞きします。盗聴器にしても、盗撮器にしても、一昔前は、プロが情報収集のために使う小道具として活躍してきましたが、この頃は、カメラ付携帯電話の普及、電化製品の小型化や性能向上などによって、普通の電化製品を盗聴・盗撮の道具として転用することが多く見受けられます。
例えば、カメラ付携帯電話による隠し撮り事件、高性能ビデオカメラによる隠し撮りや赤外線盗撮など、私ども探偵社でも目を見張るようなものもあります。
私どもの探偵事務所がお受けする盗聴器・盗撮機器の調査は、主に自宅か会社であることが多く、その多くは「情報を収集されている」ことに対する懸念からご依頼されるケースで、例えば次のような不安や懸念がある場合です。
盗聴器・盗撮機器の調査に関する相談事例
妻(または夫)が盗聴器を仕掛けている
- 妻(または夫)が依頼者が浮気をしていることを察知し、その情報を収集するために、自宅内や自動車の中に盗聴器を仕掛けているのではないか。
彼氏(彼女)が部屋に盗聴器を仕掛けている
- 彼氏(彼女)が部屋に異性を呼んでいることを懸念して、その確認のために盗聴器を仕掛けていて、一人で部屋の中にいるのに後日部屋の中の様子について知っているかのように話しをしていた。
飲食店で働いているが盗聴器で管理されている
- 外国から日本の飲食店に働きにきたが、他の従業員とともに狭い相部屋に押し込まれ、仲間とともに他の店に転職しようと計画していることを店側に察知され、飲食店マネージャーが盗聴器を仕掛けているのではないかと思う。
親族内の話しを盗聴されている
- 遺産相続について親族内で揉めていて、相続する者の中の誰かが盗聴器を仕掛けているようで、特定の親族にしか話していないような内容を、他の親族が知っていたため、自宅や固定電話に盗聴器が仕掛けられているのではないか。
上司に盗聴されている
- 会社でリストラについていざこざがあり、上司が社員の休憩室に情報収集のために盗聴器を仕掛けているのではないか。
従業員に盗聴されている
- 会社で労働問題があり、様々な対処をしているが、ことごとく上手くいかないので、経営者間の情報を引き出すために従業員が盗聴器を仕掛けているのではないか。
風俗店内のサービス様子や客との会話を盗聴されている
- 風俗店内のサービスの様子を引き抜きや移籍を懸念して、経営者やマネージャーが従業員の管理目的のため、盗聴器をしかけているのではないか
転居先が盗聴されている
- 新しいマンションに転居したが、隣人に聞くところ前の居住者が少しおかしな行動をする人物だったと聞き、盗聴器が仕掛けてられているのではないか
新築住宅が盗聴されている
- 住宅を販売しているが、購入者から工事中のセキュリティーに関しての問合せがあり、万が一、盗聴器が仕掛けられていると信用問題なので、調査したい
開発者に監視されている
- 周辺の開発に伴い、町内に地上げがあって、開発者が近隣者の動きを監視するため、盗聴器や盗撮カメラを仕掛けているのではないか
などですが、中には若干被害妄想的な懸念もあり、すべての話しを鵜呑みにもできませんが、愉快犯的な要素がなく、ある程度の背景がある場合は、盗聴器や盗撮機器が仕掛けられている可能性は考えられると私たちは思います。
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